応用操作マニュアル– APPLICATION MANUAL –

配当ナビの基本操作に慣れてきたら、次は「応用操作」を活用してみましょう。
CSV一括登録やタグ管理、カスタムビュー保存などの応用機能を使うことで、日々の管理をさらに効率化し、ストレスなく配当金や銘柄の情報を整理できます。

また、ウォッチリストの目標値共有機能やメール通知機能を組み合わせれば、より多くの情報を得ながら買い時を逃さずに管理できるようになります。

応用操作は「ちょっとした工夫」で時間を節約できるのが大きな特徴です。
基本操作にプラスして活用することで、配当ナビを自分のスタイルに合わせて、より便利なツールに育てていきましょう。

CSV一括登録を活用して効率的に更新する

保有銘柄や受取配当金を一つずつ手入力するのは大変ですが、配当ナビでは CSV一括登録機能 を使うことで作業時間を大幅に短縮できます。

CSV一括登録を活用することで、日常的な更新作業の手間を削減し、分析や管理に集中できる環境を整えられます。

ウォッチリストの一括登録

複数の銘柄をまとめて管理したいときは、ウォッチリストのCSV一括登録が便利です。
専用フォーマットに銘柄コードなどを入力し、アップロードするだけで複数銘柄を一度に追加できます。

保有銘柄の一括登録

SBI証券・楽天証券から出力できるCSVファイルを使えば、現在保有している株式を一括で登録できます。
専用テンプレートにも対応しているため、手作業を最小限に抑えられます。

受取配当金の一括登録

配当金の受取履歴も、SBI証券や楽天証券の取引履歴CSVを取り込むだけでまとめて登録できます。
手動入力が不要になり、履歴管理が格段に楽になります。

タグ機能で銘柄を整理・分析する

銘柄が増えてくると、「独自の景気感応度別に分けたい」「配当実績別に分析したい」といった整理のニーズが出てきます。そんなときに便利なのが タグ機能 です。

タグをうまく使うことで、銘柄管理が格段にしやすくなり、分析の精度も高まります。日常的な管理から、配当金の分析まで幅広く活用できる便利な機能です。

タグの追加・削除

銘柄ごとに自由にタグを付与・削除できます。
たとえば「連続増配銘柄」「非減配銘柄」など、自分の投資スタイルに合わせて整理可能です。

タグで分析

タグで絞り込みをすれば、特定のグループだけを分析グラフに表示したり、配当金や評価額を分析できます。

カスタムビューで自分だけの画面を作る

ウォッチリストや保有銘柄、受取配当金の一覧では、表示する情報量が多いため「自分にとって必要な項目だけを見たい」という場面もあります。そんなときに便利なのが カスタムビュー保存機能 です。

例えば、次のように一覧をカスタマイズして保存できます。

• 列の並べ替え
  銘柄コード、株価、配当利回りなどの列をドラッグ＆ドロップで並べ替えられます。自分が重視する指標を左に持ってくるなど、見やすいレイアウトに調整可能です。
• 表示設定の保存
  並べ替えや列の非表示・表示の設定は「カスタムビュー」として保存できます。毎回調整する必要がなく、自分仕様の画面をすぐに呼び出せます。

この機能を使うことで、自分に最適化された管理画面を維持でき、日常の銘柄チェックがより効率的になります。

ウォッチリストの目標値共有機能を使う

ウォッチリストの「目標値共有機能」では、同じ銘柄を登録している他の投資家が設定した 目標株価や目標配当利回りの平均値・中央値 を確認できます。

• 全体の傾向を把握できる
  自分一人の基準ではなく、多くの投資家がどの水準を目安にしているのかを確認できます。
  これにより、自分のウォッチリストを客観的に見直すきっかけになります。
• 平均値と中央値の活用
  極端な数値が含まれていても、中央値を確認することで全体の中心的な目安をつかめます。
  平均値とあわせて見ることで、より実態に近い数値を把握できます。

この機能を活用することで、自分の設定だけでなく、投資家全体の視点 を参考にしたウォッチリスト運用が可能になります。

通知機能で買い時を逃さない

ウォッチリストに設定した目標株価や目標配当利回りなどに到達したとき、メールで通知を受け取れるのが「メール通知機能」です。

• 目標到達を自動でお知らせ
  毎日株価や配当利回りをチェックしなくても、条件に合致した銘柄があればメールで通知が届きます。
  これにより、買い時のチャンスを逃さずに管理できます。
• 柔軟な目標設定に対応
  株価・配当利回り・PER・PBRといった複数の指標に対して通知を設定可能。
  自分の投資スタイルに合わせて、管理の効率化が図れます。

通知機能を活用すれば、日々の確認作業を減らしつつ、重要なタイミングは確実に把握できます。

まとめ：応用操作で管理をより効率的に

応用操作は、基本操作に慣れたユーザーがさらに効率的に配当ナビを活用するための工夫です。

• CSV一括登録で、日々の入力作業を大幅に削減
• タグ機能で銘柄を整理し、状況をわかりやすく把握
• カスタムビューで、自分だけの管理画面を作成
• 目標値共有機能で、投資家全体の目線を参考に
• 通知機能で、重要なタイミングを逃さず把握

これらを活用することで、配当ナビは「記録するツール」から「効率よく情報を得て整理するツール」へと進化します。

基本操作と応用操作を組み合わせて、より快適に長く続けられる高配当株投資・配当管理の環境を整えていきましょう。